母・祖母の着物を自分のサイズで着たい(袖が短い・裄が足りない・身丈が短い)
お母さまやおばあさまから譲られた着物が、袖が短い・裄が足りない・丈が短いときに、自分のサイズに直して着るための考え方です。
よくあるお悩み
昔の着物は、今の人より小柄な方の寸法で作られていることが多く、こうしたお悩みはとてもよくあります。
- 手首が出てしまう(裄が短い)
- 丈が短くて、おはしょりが出ない(身丈が短い)
- 身幅がきつい・ゆるい
- 袖の長さが、手持ちの長襦袢と合わない(袖丈が違う)
直せるかどうかは「縫い込み」しだい
着物の縫い目の内側には、縫い込み(中に折り込まれた余りの布)があります。縫い込みが残っていれば、その分だけ裄や身丈を出せます。足りないときは、ほかの布を足す(足し布)方法や、ほどいて仕立て直す方法もあります。どこまで直せるかは、和裁士が現物を見て決めます。
相談するときに伝えること
寸法の測り方は「和裁士に頼む前に測っておく寸法」で説明しています。寸法がわからなければ、体に合う手持ちの着物を、寸法の見本として送ることもできます。
- 身長と、裄(首の後ろの骨から手首まで)
- 今の着物の裄・身丈(わかれば。巻き尺で測れます)
- 着る場面(結婚式・入学式・お茶会など)
- シミや汚れ、においがあるか(洗い張りもあわせて頼めます)
和裁士に相談してみる