訪問着・留袖の仕立て直し:寸法を直す・洗い張りして仕立て直す
母や祖母の訪問着・黒留袖・色留袖を自分に合わせたいとき、汚れや傷みを直して着たいときの考え方と、頼むときに伝えることです。
よくあるご相談
- 母の訪問着を、自分の裄・身丈に合わせて着たい
- 子どもの結婚式で、自分の黒留袖を久しぶりに着たい(寸法が合わない・裏地が黄ばんでいる)
- 譲られた色留袖を、洗い張りしてきれいにして仕立て直したい
寸法直しか、仕立て直しか
裄や身丈を少しだけ直したいときは、着物をすべてほどかずに直す「寸法直し」で済むことがあります。大きく寸法を変えたいとき、裏地の黄ばみやシミも直したいときは、ほどいて洗い張りをしてから縫い直す「仕立て直し」になります。どちらがよいかは、縫い込み(余りの布)の量や傷み具合で決まるので、和裁士に写真や現物を見てもらってください。
黒留袖は、衿・袖口・裾が二重に見えるように仕立てる「比翼仕立て」になっていることが多く、ふつうの着物より手間がかかります。家紋を入れ替えたいときは、紋の専門の職人の仕事になることがあるので、あわせて和裁士に相談してください。
頼むときに伝えること
結婚式などの予定がある場合は、早めに相談すると安心です。和裁マッチでは、着物の種類で「訪問着」「留袖」を選んで依頼を出せます。
- 着物の種類(訪問着・黒留袖・色留袖)と、着る予定の日
- 着る人の身長と裄(「和裁士に頼む前に測っておく寸法」を参考に)
- 直したいこと(寸法・裏地の黄ばみ・シミ・八掛の色など)
- 着物の写真(全体、柄の位置、傷みやシミの場所)
和裁士に相談してみる